東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

増野 司 院長

TSUKASA MASUNO

「Smile & Heart」の精神のもと、お口を通じてその人の人生を変えるお手伝いを

1977年に日本大学歯学部卒業後、大学病院勤務を経て、父の診療室であった『増野歯科医院』を引き継ぎ、現在にいたる(京王井の頭線「浜田山」駅より徒歩2分)。

増野 司 院長

増野 司 院長

増野歯科医院

杉並区/浜田山/浜田山駅

  • ●歯科

亡き父の跡を受け、歯科医院を再興

増野 司 院長

『増野歯科医院』は、父が昭和29年(1954年)に開設しました。父から直接、どうこう言われたわけではないのです。もともと細かいことが好きで、手を動かすことが好きだったものですから、「自分に向いているのでは?」という思いもありました。それに加えて、父の後ろ姿を見て、「これしかない」といつの間にか思っていたというところでしょうか。
大学卒業後は医局に1年半勤務し、その後すぐに開業にいたりました。父は私が大学1年生の時に亡くなっていたものですから、一旦医院は閉める形をとっていました。開業からしばらくは父の診療所をそのまま使い、現在の建物に直したが25年ほど前のことになります。

徹底してやり直しのない治療を目指して

増野 司 院長

予防歯科、歯周治療(歯周疾患に対する処置)、根管治療(歯の根の治療)にも力を入れ、歯が長持ちする、やり直しのない治療を目指しています。
歯科の治療は再治療の頻度が非常に多いと言われています。そこには歯科医師の技量不足もあるでしょうし、なにより、そこまで手間をかけられないという側面もあるかもしれません。しかし、患者さんからすれば、再び同じ歯を治療することはは治してもらってないのと同じことです。
当院では歯を長持ちさせ、できるだけ歯を削らないために最新の接着技法も取り入れています。しかし、これとて決められた通りの使い方をしないと所定の効果を得ることはできません。ステップをしっかり踏んで、やるべきことをやらなければ、その強さも得られないのです。
私たちは、歯医者です。医者としてのプライドに掛けて、やり直しのない治療を追求するべきだと思っています。

多種多様な選択肢のなかから、その人に合った歯科医療を提供

増野 司 院長

大学では補綴科に籍を置き、義歯(入れ歯)を主に扱っていました。入れ歯は、患者さんそれぞれでみな違います。同じような症例であっても、年齢や状況により選択肢が変わってくるわけです。たとえば40代の人であれば、審美的な要素が求められることにもなりますし、がっちりと噛めるものでなければなりません。また人により、固いものを好むのか、やわらかいものを食べるのを好むかでも異なってきます。同じものは1つとしてなく、これでいい、というものでもない。だからこそ、やりがいを感じる分野でもあります。
今後は、高齢化社会についても思いをきたすべきでしょう。ご高齢の方の場合、インプラントをポイントポイントに入れ、そこにマグネット義歯を装着するケースもあります。さまざまな選択肢からその人に合ったものを提供する。患者さんに充分満足いただけるよう、今後もこだわっていきたいと思っています。

「Smile & Heart」の精神で患者さんをもてなしていく

歯科は、究極の接客業ではないでしょうか。なぜなら、みなさん、できることなら歯医者に行きたくはないから。その行きたくない方に来ていただくわけですから、十分な配慮が求められることになります。
幸い、当院のスタッフは私が何も言わずとも、それができているように思います。特にご高齢の方は、彼女たちの顔を見たいがために毎月いらっしゃる方もおられるくらいです。時に話が止まらなくなる方も大勢いらっしゃいますね(笑)。
30分なら30分、患者さんと付きっきりで過ごす時間にたくさんの話をします。そうなれば、自然と仲良くなっていくものです。治療だけではなく、それプラスアルファ。好きになってもらい、会いにきてくれるように。それこそが、接客業ではないでしょうか。
『増野歯科医院』では、「Smile & Heart」をキャッチフレーズに掲げています。笑顔でお迎えし、真心で接する。その心をいつも胸に抱き、向き合っていきたいものですね。

これから受診される患者さんへ

やり直しのない治療を可能にする根管治療や歯周治療は、基礎的なものですから、相応の時間を要します。同時にこれらの治療はすぐに目に見える結果が出るものではありませんので、そこに価値を感じない方がいることもある意味仕方のないことかもしれません。その結果として、予約をキャンセルされる方がいらっしゃるのでしょう。
私は、診療とは患者さんとの真剣なお付き合いだと思っています。ですから、時には厳しい言葉を投げかけることもあるのです。こんなことを繰り返すなら、いっそ抜歯をしたらどうですかと。少し前、そのような言葉を伝えたところ、来なくなってしまった方がいらっしゃいました。しかし、しばらくすると帰ってこられ、「全部やってください」とお願いに来られたのです。ずいぶん重症でしたから、結局、2年経って治療が終わりました。するとほどなくして、その方は結婚をされたのです。歯科医療が、その人の人生を変えることもあります。そういう瞬間があるから、私はこの年まで仕事を続けていられるのでしょうね。
耳の痛い話をしましたが、一方で最近は、クリーニングに訪れる方が非常に増えてきています。これは本当に良いことです。痛くなくてもいいし、虫歯がなくてもいいんです。歯が痛くて困っている方はもちろんですが、そうでなくても定期的に歯科医院でチェックを受け、お口を健康に保つ意識を持っていただきたいですね。

※上記記事は2016.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

増野 司 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:音楽鑑賞、映画鑑賞
  • 好きな本:サスペンス
  • 好きな映画:『ビーチ』 (ベッド・ミドラー主演)
  • 座右の銘:人にされてイヤなことを人にするな
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:JAZZ、MPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)/ウィントン・ケリー
  • 好きな場所:海

グラフで見る『増野 司 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION