菅野 美貴子 院長への独自インタビュー

これまで学んだ技術を最大限に活かすクリニックへ

私の父は整形外科医師で、幼少期は医師の多い社宅で暮らしておりました。医療関係の方に囲まれて育った影響が大きく、自分も医師として働きたいと思うようになり医学部を目指しました。順天堂大学入学後、研修中に眼科の手術を見る機会があり、とても小さなスペースなのに神秘的な広がりのある眼球に魅了されました。眼球は、身体にとって大切な感覚器であるという点にも奥深さを感じ、眼科医師になる道を選びました。卒業後は、東京大学医学部附属病院眼科に入局し経験を積み、千葉県の国保旭中央病院では、緊急を要する眼外傷や網膜硝子体疾患などの治療を経験しました。その後、大学病院に戻り様々な症例に触れ、飯田橋の東京厚生年金病院（現　JHCO東京新宿メディカルセンター）に出向しました。東京厚生年金病院は網膜剥離や白内障など様々な疾患を専門的に治療している医師が多く、こちらでは18年間在籍し、そのうち16年間医長を務めました。また、両親の祖父母共にお世話になった阿佐ヶ谷の河北総合病院へ出向するご縁があり、こちらでは白内障手術・網膜硝子体手術・眼瞼下垂手術に携わる機会が多く相当数の手術経験を積み、5年間眼科部長を務めました。これまでの経験を活かし、眼科の疾患でお悩みの患者さんの役に立ちたいという思いから、2018年に高円寺駅近くに高円寺北眼科クリニックを開院しました。

見え方まで追求した治療を提供したい

当院では、結膜炎や眼鏡処方の必要なお子様から、加齢による黄斑変性症や緑内障、白内障を患われたご年配の方まで幅広くお越し頂いております。診療内容は、一般眼科、小児眼科、白内障、緑内障、黄斑変性症、糖尿病網膜症、ドライアイ、眼瞼下垂、眼瞼痙攣、網膜裂孔、アレルギー性結膜炎、黄斑上膜、鼻涙管閉塞症、眼鏡処方など、様々な疾患に対応しております。また、当院は日帰りの白内障手術もおこなっております。白内障については白内障の重症度、患者さんご本人の不自由さや全身的な疾患の状態、ご家庭の環境などを考慮し、十分ご相談の上、治療を検討していただいておりますので、無理に白内障手術をお勧めすることはありません。手術中の眼内の圧力を一定に保ち、眼球への負担を軽減できる機能に優れた最新の白内障手術機器を導入しており、安全な治療を提供できるよう努めております。また、手術時に挿入する眼内レンズ（人工レンズ）には、保険適用の単焦点眼内レンズ・乱視度数入り単焦点眼内レンズの他に、自費診療の多焦点眼内レンズやEDOF眼内レンズも取り扱っております。EDOF（ Extended Depth of Focus）眼内レンズとは、新しいタイプの多焦点眼内レンズで、焦点深度が長いため、焦点が合う距離が長くなり、より自然な見え方でメガネの使用頻度を減らすことができます。患者さんのライフスタイルに合わせたQOV（クオリティーオブビジョン）を大切にしておりますので、是非お気軽にご相談下さい。入院して手術が必要な場合は連携病院またはご希望の病院にご紹介しております。

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