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大野 幹夫 院長

MIKIO ONO

“頭の先からつま先まで”の痛みの治療。
痛みを我慢せず、快適な日常を送ってほしい。

北海道大学医学部卒業。大学院修了後、インディアナ大学・北海道大学で「脳と神経の研究」に従事。その後、ペインクリニック・集中医療・麻酔等の臨床に携わり、2016年に『フラテ 痛みのクリニック』を開院(京王線「八幡山駅」から徒歩1分)。

大野 幹夫 院長

大野 幹夫 院長

フラテ 痛みのクリニック

杉並区/上高井戸/八幡山駅

  • ●内科
  • ●ペインクリニック

頭の先からつま先まで。あらゆる痛みの治療をおこなうクリニック

大野 幹夫 院長

『フラテ 痛みのクリニック』では、“頭の先からつま先まで”のあらゆる痛みの治療をおこなっています。痛みは非常につらいものですけども、痛みで人が死ぬことはありません。だからでしょう、一般にお医者さんは病気や怪我を診ようとします。痛みは、病気や怪我に伴って発生する二次的なものとして、そこにフォーカスを当てることはないのです。病気や怪我が治れば、そのうちよくなる、というスタンスなのですね。
しかし、多くの人は、痛みがあるから医療機関に足を運ばれるわけです。この痛みを何とかして欲しいと思って頼ってこられるのですから、我々はその思いに応えていかなければなりません。当クリニックは、患者さんのあらゆる痛みに対し、正面から向き合っていきます。

何より患者さんのために。初診時には最大限の注意を払う

大野 幹夫 院長

その痛みが病気に伴うものなのか、治療が可能なものかどうかを見きわめるには、原因の検索が非常に大切になります。以前に、「腰が痛い」と訴えてきた患者さんがおられました。その方は最初内科に行き、次に整形外科に行き、そこでも原因がわからず私のところへ出向いてこられたのです。様子のおかしな痛みでした。治療をすれば一時的に少し痛みが引くのですけども、すぐにまた悪くなってしまう。「これはおかしい…」ということで、内科にで再度、特別な検査をしてもらったのです。結果は、膵臓がんでした。背骨をいくら診ても、原因が見つからないのは当たり前だったのです。
今でも、初めての患者さんを診る時は緊張を強いられます。ペインクリニックを訪れる患者さんは、あらゆる科の病気を持ってる可能性があるわけですから。その最初の診断を誤れば、患者さんは大回りをしてしまうことになり、大きなリスクをはらむことになります。だからこそ、最初に診る医師の責任は重大なのです。

原因不明の痛み。そこには、“痛みの記憶”が関わっている

大野 幹夫 院長

腰痛の原因の8割は原因不明と言われています。椎間板ヘルニアを例としましょう。レントゲンの写真を見れば椎間板ヘルニアであることが明確であっても、何の症状もない方がいらっしゃいます。またその逆に、手術が成功しても痛みが引かないという方もいらっしゃるのです。
“痛みの記憶”と呼ばれる現象があります。私は大学で脳幹を研究のテーマとしてきました。その脳幹を始めとする中枢神経が関係すると言われているのが、痛みの記憶と呼ばれる現象です。痛みは一度記憶されてしまうと、その要因がなくなったとしても、痛みがそこにあり続けているように感じることがあります。昨今言われる慢性疼痛がまさにそれで、この状態に移行した場合、お薬によって痛みを抑えてるが求められるのです。

痛みをゼロにすることは難しい。しかし、その先には……

患者さんにもよくお話しするのですが、痛みの記憶が関わるものについては、その痛みを完全にゼロにすることはできません。ですから、10の痛みが2くらいにまでなれば、それはお薬が非常に効果を発揮したということになるんですね。紙をクシャクシャにしてしまうと、一度ついた“しわ”をとることはできません。丸めた紙を元に戻すのが難しいように、一度記憶された痛みは完全になくすのは今の医学を持ってしても難しいのが現状です。
しかし、10の痛みを2まで持っていくことができれば、その方は日常生活を以前よりは楽に過ごすことが可能になります。痛みが全くない状態に戻す。それは理想であり、私たちも求めるところではあるのですけども、今出来ることを精一杯して差し上げたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

どうか諦めないでください。仕方がないことと思わず、ご相談いただければ、内科や外科、あらゆる病気の可能性を含めて検索し、その上で適切な治療が受けられるような道を作ってし差し上げることは可能です。身体のどこかに痛みを感じたら、まずはペインクリニックにご相談ください。

※上記記事は2017年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

大野 幹夫 院長 MEMO

総合内科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:サイクリング
  • 好きな作家:芥川龍之介、中島敦
  • 好きな映画:『2001年宇宙の旅』
  • 座右の銘・好きな言葉:『Festina lente(慌てず、急げ)』
  • 好きな音楽 :クラシック
  • 好きな場所:井の頭公園

グラフで見る『大野 幹夫 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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