長尾 美樹 院長への独自インタビュー

患者さんが今より確実に幸せになれることにやりがいを感じて

私は小さい頃、病気がちで、よくお医者さんのお世話になっていたんです。それからまた、周囲を見渡せば、親戚に医師をしている方がいたということで、それらが合わさって今の道を選んだということですね。
東京医科大学を卒業後は香川大学の形成外科に進み、そちらで教鞭をとっておられた秦教授（現・東京医科歯科大教授）に師事しました。形成外科を選んだのは、もともと細かい作業が好きだったことに加え、外科でありながら、時間にあまり拘束されない点を考慮してのことでした。今振り返ると、その時の選択は間違ってなかったと思いますね。形成外科も皮膚科も皮膚を扱うものですから、結果が目に見えてわかります。そのぶん、患者さんの期待も大きなものになるわけですが、それはやりがいにつながりますし、なんといっても、患者さんが今より確実に幸せになれる場に携われることに大きな喜びを感じています。
『ミキクリニック』は2006年の11月に開院いたしました。荻窪は学生の時から馴染みのある街でした。大好きな場所でしたから、迷うことなく決めた、という感じでしたね。

子供からご高齢の方まで、幅広い層の方がご利用

小さなお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまで、幅広い層の方にご利用いただいています。女性の方が多いと思われるかもしれませんが、意外と男性も多いんです。これは、形成外科・美容皮膚科のみならず、皮膚科も診ていることが影響しているのかもしれません。
お悩みとして多いのは、ほくろの除去やまぶたの垂れ、あるいは皮膚のさまざまなお悩みに関するもの。美容の範疇になりますと、しみやしわ、たるみのご相談が多いですね。
しみやしわ、皮膚のたるみ等のお悩みには、外科的治療を含め、段階を追って一通りの治療の説明をおこなっています。効果のある治療は、その方の肌の質によるところも大きいのです。もともとの肌の色によっても変わってきますし、乾燥肌なのか、ニキビ肌なのかといったことでも効果は異なります。そうした状況をふまえ、その方に合った治療を提供できるよう努めています。

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