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赤川 元 院長

GEN AKAGAWA

母になる能力を最大限に引き出しながら
新しい「家族の形」をサポートする

帝京大学医学部を卒業後、産婦人科を専門に研鑽を積む。生まれ育った地元、杉並区「荻窪駅」そばに開業。

赤川 元 院長

赤川 元 院長

赤川クリニック

杉並区/上荻/荻窪駅

  • ●産科
  • ●婦人科

産婦人科医として研鑽を積み、愛着のある地元に開業

赤川 元 院長

私は、ここ杉並区荻窪の出身で、いまクリニックが建っているちょうどこの場所で生まれたんです。産婦人科医だった父の執刀のもと、台風の最中、帝王切開での誕生でした。そうした環境の中で育ったものですから、子供のころから「将来は医者になるんだろう」と考えていたのですが、やがて成長するにつれて、自分が進むべき道に迷いが生じてきたんです。そんなとき、動物行動学について書かれた本に出合って、一度は獣医師をめざしていた時期があったんです。
ところが、実際に獣医療の現場に出てみると、自分が思い描いたものとズレを感じる部分がありまして。自分としてはやはり、「動物」ではなく「人」に向き合っていきたいと考えて、医学部に行くことを決めたんです。少々まわり道をしたことで、一緒に勉強した同級生たちは年下ばかりでしたけれど(笑)。父と同じ産婦人科を専門に、幅広く経験を積みました。

妊娠・出産・産後まで、家族が形づくられていく過程をサポート

赤川 元 院長

『赤川クリニック』を開設するにあたって、お産を扱うかどうか、非常に迷いました。分娩に携わることはリスクが伴うものですし、急なトラブルにもいつでも対応できる体制を整えておかなければなりません。当然、私1人では出来ないことですから、一緒に働いてくれるスタッフたちの協力を得ながら、チームとして診療にあたる必要があるんです。お産に備えて、24時間・365日体制で準備をする私に対して、家族の者は「こんなはずじゃなかった」と、思っているかもしれません(笑)。

全4回の母親学級を通して、「母の力」を最大限に引き出す

赤川 元 院長

勤務医だった当時は、お産の場ではじめて顔をあわせる妊婦さんがいらしたり、助産師さんの指示を受けて傷口の縫合だけをするといったこともありました。でも、妊婦さんのお人柄はもちろん、ご主人がどんな方で、どんなお考えを持っていらっしゃるのか。そうしたことが把握できてはじめて、ご家族みなさんをしっかりサポートできるのではないかと考えるようになったんです。妊娠中から産後まで、合計4回ご参加いただく母親学級は、出産に向けた心と体の準備をしていただくほか、同じ環境にあるママ同士で交流していただく目的もあります。時には、パパだけのグループが出来ていたり、生まれたお子さんが高校生になる同窓会グループもあるんですよ(笑)。
今は、無痛分娩を希望される方がいらしたり、お産にもさまざまな形がありますけれど、人間にはもともと、子供を生み出す力が備わっています。もちろん、自然に任せていることがママと赤ちゃんに悪影響を及ぼすと判断する場合には、分娩を促進したり、吸引することもあるでしょうし、たとえ帝王切開になったとしても、それは立派なお産です。ただ、どのようなケースにおいても、私は妊婦さんの手助けをすることしかできません。だからこそ、無事にお産を終え、母乳が出るようにと栄養指導をしたり、生活面のアドバイスをさし上げることで、その能力を最大限に引き出したいと思っています。

親が子供を想う気持ちは、全世界共通のもの

母親学級で自己紹介をする際、私はいつも平和とか、幸せとか、争いについてお話をしています。お腹の中の赤ちゃんがだんだんと大きくなって、胎動を感じるようになったとき。元気な泣き声とともに赤ちゃんが生まれて、我が子を胸に抱きとめたとき。そして、子供が歩きだしたり、元気に走りまわっている様子を見守るとき。どんなシーンにおいても、子供に対する親の気持ちはみなさん同じはず。親の想いというのは世界共通のものだと思います。どうして、そこに争いが生じてしまうのでしょうか。
お産で取り上げた子が元気な泣き声を上げて、ママのもとにお渡しできるときは本当に嬉しいですし、お子さんを抱いて母子ともに元気に退院されていくときは、いつも安堵の気持ちでいっぱいになります。退院後しばらくした後で、また元気な顔を見せてくださったり、町でばったり出会って声をかけてくださったり(笑)。そんな風にお付き合いが続いていくことは、産婦人科医として本当に幸せなことですし、私ができる限り頑張って続けていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『赤川クリニック』は、JR「荻窪駅」から徒歩5分の場所にあります。私自身、結婚をして、2人の子供に恵まれ、妻の妊娠から出産まで、すべての経過を見守ってきました。はじめは他人同士が家族になり、やがて新しい家族が誕生して。1人ずつ家族を迎え入れ、その子の成長を見守りながら、だんだんと家族の形がつくられて行くわけですね。たしかに、クリニックレベルで対応できるお産の数には限りがあるかもしれません。でも、当院に信頼を寄せてくださる妊婦さんが、元気な赤ちゃんを抱いて帰ることができるよう、精一杯のサポートをしていきたいと思います。

※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

赤川 元 院長 MEMO

  • 出身地:東京都杉並区
  • 好きな本:銀河鉄道の夜
  • 好きな映画:あん
  • 座右の銘:Do what you would be done for.
  • 好きな音楽やアーティスト:ビル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス、キャロル・キング
  • 好きな場所:海

グラフで見る『赤川 元 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION

赤川クリニック

杉並区/上荻/荻窪駅

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