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高崎 一哉 院長

KAZUYA TAKASAKI

飼い主さんにとっての最初の窓口として
小動物を中心にあらゆるニーズに対応

日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)を卒業後、開業医のもとで9年にわたって研鑽を積む。1994年に「新高円寺駅」そばに開業。

高崎 一哉 院長

高崎 一哉 院長

高円寺アニマルクリニック

杉並区/高円寺南/新高円寺駅

  • ●犬
  • ●猫

「野生のエルザ」をきっかけに、野生動物の保護をめざす

高崎 一哉 院長

『野生のエルザ』という本をご存知ですか? イギリス出身の野生保護官のご夫婦が孤児になってしまったライオンを育てていくお話です。物語ではライオンとのふれあいはもちろんですが、国立公園の中での野生動物とのあり方にページが割かれています。私は文中に描かれている世の理不尽さに憤りを感じ、野生動物の保護をしたいと考え、高校を卒業する前にケニアの領事館に赴きました。今考えると、真摯に対応してくれたのだなと感じますね。現地のスワヒリ語はむろんのこと、英語も満足に話せなかった私に対し、なぜ難しいのか、私の将来を考慮しながら丁寧にさとしてくれました。その結果、では動物たちのために現実的に何ができるかと考え、獣医師を志すようになったのです。
日本獣医畜産大学(現:日本獣医生命科学大学)に進んだ私は外科学を専攻し、その後、開業医の先生の元で9年間修養を積み、1994年に『高円寺アニマルクリニック』を開院致しました。
私自身、結婚する前から杉並区に住んでいまして、また妻も杉並出身ということで、ここに地元感を持っていました。ですから、親近感を感じてこの地に根を生やしたというところですね(東京メトロ丸ノ内線・新高円寺駅より徒歩4分)。

小動物を中心に診療し、飼い主さんにとっての最初の窓口に

高崎 一哉 院長

犬、猫はもちろんですが、ハムスターやうさぎ、小鳥等の小動物も診療対象としています。飼い主さんも、ハムスターはハムスターの専門病院で診てもらいたいという気持ちはおありでしょう。しかし、病気か否かといった判断の段階から、たとえば町田や千葉にまで足を運ぶというのは労力となります。クリニックとしては、その必要があるのかどうかといったことのふるい分けはしてあげたいと思うのです。
犬や猫についても、それは同じです。私は外科出身であり、その分野についてはいささかの自負を持っていますが、たとえば眼科であるとか、専門性の高い分野が存在します。当然、その方面に関して私よりスキルの高い先生はいらっしゃるわけであり、もし問題を抱えてるのであれば、紹介を含め、その是非についての判断はしてあげたいと考えています。
2次診療まではいかずとも、1.5次診療を目指し、できる限り早く問題を見つけ、最善の治療に結びつけていけたらと思っているところです。

飼い主さんの気持ちに寄り添い、あらゆるニーズに対応

高崎 一哉 院長

飼い主さんになるべく多くの選択肢を提示してあげるよう心掛けています。私の方で手術がファーストチョイスであっても、飼い主さんからすると、不安でたまらないというケースはよくあります。その際、セカンドチョイスとしてどういうものがあるのか、サードチョイスとして何が考えられるのかといったことをご提示し、それぞれのメリットとデメリットをご理解いただいた上で選択をしていただくように思っています。
結果が良ければ何の問題もありませんが、残念ながら、必ずしも良い結果を得られるとは限らず、病気によってはどんな方法をとろうとも上手くいかないケースがあります。飼い主さんとすれば、そこで自分を責めるといったこともあるかもしれません。だからこそ、後悔が残らないよう、あらゆる可能性を検討し、みんながその時に最善を尽くしたと思えるような治療を提供していければと考えています。

人と動物が楽しく、長く暮らせるようなアドバイスを

「猫の手帖」という雑誌で、「猫ごころ相談室」というコラムを掲載していたことがありました。猫がトイレじゃないところにおしっこをしてしまう。その行動をどうとらえ、どう対処していくべきかといった内容が中心で、その影響もあってか、犬や猫の問題行動についてのご相談を受けることが多くなってきたのです。
その流れを汲むものとして、ドックトレーナーとの提携があります。クリニックでおすすめしているのは、飼い主さんご自身がトレーニングに臨むというもの。皆さん、トレーニングというと、犬をトレーナーさんにあずかってもらい、訓練が終わったら家に帰ってくるというものを想像されるのではないでしょうか。しかしこれだと、トレーナーさんの言うことは聞いても、肝心の飼い主さんの言うことに従わないという場合も考えられます。これに対し、クリニックでご紹介しているトレーニングは、飼い主さんご自身が変わることを目的としています。正しい接し方を覚え、それを実践していただくことにより、その子の問題行動が収まっていくというわけです。
人と動物が楽しく長く生活を送っていけるアドバイスを、クリニックでは提案していけたらと思っています。

これから受診される患者さんへ

病気を治すことは私たちの重要な仕事ですが、もう1つ、病気に至らせないことも重要な役割と考えています。中医学には、余病や未病、養生といった考え方があります。まだ病気にはなってないけども、リスクが高い子達に対して、その手前の部分でできることをおこなっていく。あるいは、病気になってしまった子であっても、養生という考え方を取り入れることにより、病気と上手く付き合っていく方法を探していく。飼い主さんとの限られた時間を心地よく過ごしてもらえるよう、できる限りのバックアップをしていきたいと思っています。

私は、飼い主さんの感覚を尊重しています。「何か調子が悪そう」とその方が思われた時は、ほぼ例外なく、何かしらの問題を抱えているものなのです。「なんとなく元気がないんです…」といったご相談であっても、考えられる病気や、その徴候について飼い主さんにアドバイスすることはできます。その結果、早く手を打つことができれば、治療にかかる期間や、完治するまでのつらい時間を短くすることにもつながってきます。
「こんなことで病院に行っていいのかしら…」とか、「こんなこと聞いていいの?」と躊躇されることはありません。何か問題を感じたら、気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2015.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

高崎 一哉 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:ペーパークラフト、自転車
  • 好きな本:歴史ノンフィクション
  • 好きな映画:サマーウォーズ
  • 座右の銘もしくは好きな言葉:前へ、ポジティブ・シンキング
  • 好きなアーティスト:コブクロ、MONKEY MAJIK
  • 好きな場所もしくは好きな観光地:沖縄

グラフで見る『高崎 一哉 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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