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成田 文雄 院長

FUMIO NARITA

信用を地道に築き上げ、
その人が望む治療を実現していく。

東京歯科大学を卒業後、丸の内・八重洲の歯科医院で副院長を歴任。2002年、京王電鉄井の頭線「富士見ケ丘駅」より徒歩1分の地に『成田歯科』を開院。現在にいたる。

成田 文雄 院長

成田 文雄 院長

成田歯科

杉並区/高井戸西/富士見ヶ丘駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

信用を築き上げていくのが私のスタイル

成田 文雄 院長

開業から14年余りが経過しましたが、当時からはずいぶんと変わりましたね。当初は遅い時間帯に集中して若い方が中心にいらしていました。それがここ数年、午前中を中心に、ご高齢の方や主婦の方など、地域に長く住まう方が多く見えるようになってきました。夜はまた夜で以前と変わらずという状況ですが、ここにきて、ようやく地域に馴染めたということかもしれません。信用とういうものは一日にしてならずと言いましょうか、私のスタイルを認めていただいたものと思っています。

患者さんの利益となる治療を実現するために必要なこと

成田 文雄 院長

患者さんが望む治療を実現していくために、その前提として事細かな説明を心掛けています。
状態により治療には様々な方法がありますが、その中には“現状観察をして、悪化した場合のみ治療をする”という選択も含まれます。その場合、放っておいたらどこがどうなり、場合によっては歯を抜くこともあり得るということを伝えていきます。もちろん、私たちとしてはおすすめできることではありませんが、その場合でもしっかりと状況をお伝えするという姿勢は欠くべきではないでしょう。
「先生ならどれを選びますか」「自分の歯ならどうしますか」といったように、患者さんに仰っていただけるようになるのが理想ではないでしょうか。そこまでにいたるよう、患者さんから信頼を得ていくのが私たちの目標とするところです。
では、自分ならばどうするかという治療の目安ですが、私としては治療に取りかかる前の衛生面が条件となると考えています。歯を削る道具の1つひとつを、ちゃんと滅菌消毒していることが、何よりも大事なことと思うのです。
レストランで出てくるナイフやフォークがそこまで消毒されている必要はないでしょう。しかし、歯科で扱う道具は、出血した箇所をさわったり、細菌が付着している可能性もあるわけですから、同じようにはいきません。当院では、お一人おひとり、滅菌消毒されたものを使用しています。まずは、そこがあっての歯科治療ではないでしょうかね。

必ず結果を出すことが求められるのが歯科医師の仕事

成田 文雄 院長

あらゆる治療を高いレベルで網羅していきたいと考えていますが、強いて言えば、根管治療にはこだわっています。いわゆる根っこの治療ですが、これのほとんどが再治療だということをご存知でしょうか。制度上の問題もありますが、それだけの時間をとれないということが、再治療にいたる要因となっているのが現実です。その現状を知っているからこそ、できるかぎりここではまた痛くなることがないよう、患者さんのご理解を得た上で、教科書の通りの丁寧な治療を心掛けています。

歯科治療には特異性があります。すなわち、必ず何かを解決しなければならないということ。痛かったら痛みをとらなければならないし、取れたものはつけて、失ったものは補う。結果をださないことには患者さんを帰せないわけです。その1つひとつについて説明をおこない、治療をおこなっていくのは言うほどたやすいことではありませんが、結果を出すことにこだわって治療を進めていきたいと考えています。

地域という大きな枠組みで取り組んでいくことが大切

歯科医師会の理事として、主に学校検診事業に関わっています。どの小学校にどの歯科医師が赴き、誰が記録を取り、どう管理していくのか。その詳細をつめていくのが私たちの役割です。
検診に行き、お子さんを見て思うのは、虫歯の数が激減しているということ。杉並区の場合、12歳の子供1人あたりの虫歯の数は、約0.7本。これは喜ばしいことではあるのですが、その一方で子ども達の歯肉炎が増加しているという懸念が出てきています。その辺りについては、みなさんの認識がおよんでいないところですので、折りにふれて周知をしていかなければならないと考えています。
今私が務めている役割も、いずれは若い世代の方に引き継いでいってもらわねばなりません。同じ人が毎年、ルーティンのように同じことをしていても、効果は薄いのです。新しい人材が入り、新しい考えを取り込んでいくことが大切だと思っています。
歯科医師会での活動は、いわば課外活動的な性格のものになりますが、私にできることを今後も続けていきたいと考えています。

これから受診される患者さんへ

年に1度か2度、どこも痛くなくても歯科検診にいらしていただければと思います。医科の世界では、病気を治療する以前に、リスクをスクリーニングして振分けていく時代となりました。歯についても同じことが言えます。歯周病の有無、虫歯のリスクなどなど、その人の傾向をあらかじめ知ることにより、リスクに備えることが可能になるのです。そのためにも定期的な検診が大切なわけで、予防歯科という概念をみなさんも共有していただければと思います。

※上記記事は2016年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

成田 文雄 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ゴルフ
  • よく手にとる本:歯科関連書籍
  • 好きな映画:ポセイドン・アドベンチャー
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽:フュージョン
  • 好きな場所:海

グラフで見る『成田 文雄 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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